新型『フォーカス』のボディタイプは、4ドアセダンと5ドアハッチバックの2種類を用意。フォードのデザイン言語「キネティック」を導入したフォルムは、先代よりもさらに躍動感が強調され、小型車でありながら高い存在感を放つ。
室内は、クラスを超えたクオリティをテーマに設計。ソフトパッド樹脂を使用するなどして、質感を高めた。インパネはコクピット感覚を重視。NVH対策も徹底された。フォード自慢のカーテレマティクス「SYNC」は、最新の「マイフォード」への進化を遂げた。
米国仕様のエンジンは、新開発の直噴2.0リットル直4。可変バルブ機構の「Ti-VCT」(ツイン・インディペンデント・バリアブル・カムシャフト・タイミング)を組み込み、最大出力155ps、最大トルク20kgmを引き出す。先代の2.0リットル直4「デュラテック」比で、約20%パワフルだ。 E85燃料にも対応している。