【デトロイトモーターショー10】ヒュンダイ サンタフェ、エンジン一新

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ヒュンダイ・サンタフェ
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ヒュンダイモーターは11日、デトロイトモーターショーにおいて、『サンタフェ』の2010年モデルを発表した。エンジンを一新するとともに、外観の手直しも受けている。

現行サンタフェは2代目モデルとして、2005年にデビュー。デザインはヒュンダイの米カリフォルニアデザインセンターが手がけ、北米市場を強く意識した中型クロスオーバーである。2006年4月から、米アラバマ工場で現地生産を開始し、北米市場へ投入された。

デビュー以来、初のマイナーチェンジを受けたのが今回発表された2010年モデル。2種類のエンジンを一新し、燃費性能を向上させている。

2.7リットルV6は、2.4リットル直4(175ps、23.4kgm)に変更。米国EPA(環境保護局)燃費は、市街地8.5km/リットル、高速11.9km/リットルと、17%の改善を果たした。3.3リットルV6は、3.5リットルV6(276ps、34.3kgm)に置き換えた。米国EPA燃費は、市街地8.5km/リットル、高速11km/リットルと、8 - 18%向上している。

トランスミッションは6速MTが標準で、6速AT「シフトロニック」はオプション。カリフォルニアとミシガンのヒュンダイ開発センターが連携し、乗り心地やハンドリングの見直しも図られた。

外観は、グリル、バンパー、フォグランプ、サイドモール、アルミホイールなどのデザインを変更。室内には、タッチスクリーンナビゲーションやリアビューカメラなどが新設定された。6エアバッグやESCなどの安全装備は、全グレードに標準装備する。

2010年モデルのサンタフェは、米アラバマ工場で、新型『ソナタ』とともに生産。ヒュンダイの昨年の米国新車販売は、前年比8.3%増の43万5064台と好調だっただけに、今年はサンタフェとソナタを軸に、米国での拡販に注力する構えだ。

《森脇稔》

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