アウディジャパン、環境対応・認知度向上・販売強化で好調キープ

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2010年事業戦略説明会
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アウディジャパンは「2010年事業戦略説明会」(7日)で、プレミアム輸入車市場でのシェア拡大に向けたプランを発表した。

同社は2009年、厳しい市場環境のもと、設立以来過去最大の登録台数となる16171台を達成。競合するメルセデスベンツやBMWの登録台数が2006年を境に落ち込む中、アウディは登録台数を着実にキープ。シェアを伸ばしてきた。今後の中長期目標のひとつに、2015年までに2万5000台を掲げている。

同社代表取締役のドミニク・ベッシュ氏はこれまでの好調の理由を「環境対応車が輸入車メーカーの中で最も多いことや認知度が向上したこと、そしてディーラーネットワークが拡大し販売が強化されたから」と話す。

新車販売店舗数については、今年さらに3店舗増やし、計106店舗へと拡大させ、同時に顧客満足度を向上させるための拠点向けトレーニングの増強を行うという。2009年はひとりあたり48時間であったトレーニング時間を、2010年はさらに55時間に引き上げる。

さらに、アウディ・ブランドのさらなる認知度アップをはかるべく、「ドライビング・エクスペリエンス」や、「サーキット・トライアル」、「ミュージック・ミーツ・アート」など、体験型イベントも充実させるという。

同氏は、2010年のプレミアム輸入車市場について「市場成長は5%、楽観的にみて10%程度の回復を見込んでいる」とも話していた。

《レスポンス編集部》

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