アメリカン航空、日航との交渉は継続

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4日付読売新聞夕刊が、日本航空とデルタ航空と提携を伝えた記事の中で「アメリカン航空が交渉を打ち切る方向で調整に入った」と報じたことを受け、アメリカン航空が声明を発表した。

「交渉を打ち切る方向で調整に入ったとの誤解を招く一部報道がありましたが、そのような事実はありません」と、報道内容を否定た。

同社は「日本航空との交渉を現在も進めており、日本と日本国民にとって、日本航空にはワンワールドとアメリカン航空が最適なパートナーである」と強調する。

仮に日航がデルタ航空と提携で合意すれば、2社は米独占禁止法の適用除外(ATI)を申請することになる。2社間で運賃や運航スケジュールが調整し、提携の強みを生かすためにはATIは欠かせない。しかし、2社の提携で日米路線は全体の3分の2を占め、米航空当局はデルタ航空と日航の提携ではATIは認められないというのが、アメリカン航空の主張だ。

日本航空は、現状ではアメリカン航空が加盟する航空連合「ワンワールド」に加盟する。

《中島みなみ》

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