けが人も出た 渋谷駅前スクランブル交差点

「すごいな」、「ちょっと恐い」。新年カウントダウンの渋谷駅前スクランブル交差点は、初めてその様子を見た通行人が、そう感想を漏らすほど、いつもとは違った雰囲気を漂わせている。

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「すごいな」
「ちょっと恐い」

新年カウントダウンの渋谷駅前スクランブル交差点は、初めてその様子を見た通行人が、そう感想を漏らすほど、いつもとは違った雰囲気を漂わせている。

すし詰め状態の歩道から、信号が青に変わったとたんに交差点内に飛び出す歩行者は、酔っているせいか、警察官にさえぎられて簡単に転んでしまう。ハチ公前広場の交番には転倒で指の骨を痛めた男性が救助を求め、救急車で運ばれて行った。

その間、歩道では、上半身裸になって肩車をしたり、胴上げで盛り上がる群衆で興奮冷めやらぬ様子。飲み捨てられた空き缶やガラス瓶が放り投げられ、クラッカーが打ち鳴らされる。その騒ぎに釣られるように周囲からどんどん人々が交差点に集まった。

警視庁は、機動隊を含め100人以上の警察官を投入し、スクランブル交差点の斜め横断を規制。30人ほどの警察官を交差点の内側に横一列に配置し人間バリケードを作って、交差点内への飛び出しを阻止した。さらに、赤信号では初詣や花火大会と同じように規制線を警察官が持ち、車道にあふれ出ようとする歩行者を止めた。文字通り身体を張って、押し寄せる人波を防いだといった感じだ。

昨年はカウントダウンが終わると同時に、人々が散り始めた。だが、今年は12時30分過ぎても熱気が収まらなかった。新年のカウントダウンで歩行者が増え過ぎて、信号で歩行者と車両をさばくことができない状態にあることは確かで、いつも通りの渋谷駅前交差点を維持することは限界に近づいている。
《中島みなみ》

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