新年は奥さんとキャンピングカー

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キャンピングカーのある生活を始めると、約6割の女性が、配偶者や家族との間に「旅」や「趣味」の話題が増え、「家族間の絆が深まったこと」を実感していることがわかった。

日本RV協会が実施した「女性から見たキャンピングカー」アンケートの結果だ。同協会によるとキャンピングカーをテーマにした本格的な女性アンケートは初めて。

アンケートから見た女性ユーザーの年齢層は40歳代(31.1%)と50歳代(30.1%)が中心。次いで30歳代19.1%、60歳代17.8%で、20歳代が0.9%と極めて低い。

キャンピングカーに興味を持ったきっかけは、「ご主人が話題にするようになったから」が全体の58.4%を占めた。次に「キャンプ場などで見かけて、便利そうに思えたから」が14.6%、以下、「テレビや雑誌などで見て面白そうに見えた」7.9%、「友人・知人が持っていたり、よく話題にしていたから」 5.8%の順。

キャンピングカーを持ってから家族(夫婦)の話題に変化が生じるようになったかを尋ねたところ、「ご主人や家族との間に『旅』や『趣味』の話題が増えた」と答えた女性は57.9%に達し、続いて「キャンプや旅行で知り合った人々との交流が話題になった」と答えた人が21.3%。

また、キャンピングカー旅行中に自分たち夫婦は相性が悪いと思ったことがあるかとの設問には、「まったくない」が55.3%、「ときどきある」が39.5%、「よくある」が4.1%。

どのような場合に夫婦の相性が悪いと感じたかを尋ねると、「旅行中に、見物したり買い物したりする興味の対象が合わない」40.0%、「時間のテンポが合わず、立ち寄り湯の待ち時間などをめぐってイライラする」24.3%など。

このアンケート調査は、「くるま旅クラブ」に所属するキャンピングカーユーザーのうちから主婦層および女性オーナーを対象として実施されたもので、女性とキャンピングカーのつながりを調べるための24項目が設定され、1388件の回答が寄せられた。

日本RV協会では、2010 年2月12 - 14日の3日間、千葉市の幕張メッセを会場に、“キャンピングカーを知る・使う・遊ぶ”をテーマとして、「Let's Eco Camping! CAMPING & RV SHOW 2010」を開催する。

出展社は、キャンピングカービルダー45、用品・情報14、キャンプ場・情報26、飲食・その他10、合計95の企業や団体。09年の90を上回る。展示されるキャンピングカーは、約150台。

往年の名キャンピングカー(1960年代)、初めてのキャンピングカーの取り回し体験、キッズコーナー、ステージイベント、セミナーなどが行なわれる予定。

《高木啓》

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