ヤマハ発動機は、柳弘之上席執行役員が社長に就任する人事を内定したと発表した。
同社では、11月に社長に就任したばかりの戸上常司氏が病気治療のための入院、緊急措置として12月4日付けで、木村隆昭常務執行役員が社長職務の代行を務めてきた。
会社再建のための構造改革を推し進め、将来の持続的成長を目指すため、2010年3月25日付けで、戸上社長が退任し、後任の代表取締役社長に柳氏が就任する。
2010年3月25日の定時株主総会とその後の取締役会を経て、正式に決定する。
柳氏は、1978年にヤマハ発に入社、主にMC事業部を歩んで、2007年に執行役員に就任、2009年に上席執行役員に就任した。55歳。