NTTデータは18日、「Google Maps地図サービス」を活用した業務用地図ソフトウェア『Geoffice(ジオフィス)』を開発し、2010年1月から販売を開始すると発表した。
ジオフィスは、各種地理情報を管理するGIS(地理情報システム)の機能と、Googleマップがウェブ経由で提供する地図データを連携させて利用する業務用地図ソフトウエア。公開情報の登録・編集ができるツールとしての利用とともに、新たに自治体や企業の内部業務利用もできるようになり、ストリートビューを利用した現地調査業務などの業務効率化も図れる。
NTTデータは、台帳管理や施設管理、顧客管理、防災支援、苦情処理支援など、自治体や企業の地理情報を管理・利用する業務を対象にジオフィスの販売を促進する。販売目標は2012年度までに累計20億円の売上げを目指す。