コマツ、大型プレス事業の一部を子会社に移管

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コマツは、2010年4月1日付けで産機事業本部の大型プレス事業の一部を100%出資子会社であるコマツ産機に移管すると発表した。

2008年秋以降の世界同時不況の影響で、産機事業本部の主要な顧客である自動車業界などは設備投資を抑制している。市場が縮小が予想される中、コマツの大型プレス事業とコマツ産機が担当する中小型プレス事業を集約することで経営の効率化を図る。

コマツの大型プレス事業の開発、販売サービス部門をコマツ産機に移管、開発部門を再編するのに加え、顧客の特性に基づくマーケティング部門の再編による顧客満足度の向上を図る。

コマツ産機は今回の組織再編を機に、意思決定のスピードアップを図るとともに、大型プレスや中小型プレスでの一体となったマーケティングや開発活動によって中国をはじめとする新興国での市場開拓・事業拡大を図る。

コマツは大型プレス機の製造事業は継続する。

《レスポンス編集部》

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