GMは10日、米ニューヨークで3番目となる水素ステーションが、ブロンクス地区にオープンしたと発表した。GMの燃料電池車、シボレー『エクイノックス』のために作られた施設である。GMは2006年秋、シボレーのクロスオーバー、エクイノックスをベースにした燃料電池車を発表。GMとしては4世代目の燃料電池システムを採用する。モーターは最大出力128psで、700気圧の水素タンクを3個搭載。0-96km/h加速12秒以内、最高速160km/h最大航続距離320kmの実用性も備えている。今回シェルが、ニューヨークではホワイトプレインズ、JFK国際空港に続く3番目の水素ステーションを、ブロンクスに開設。すでにニューヨーク市衛生局は、エクイノックスの燃料電池車を公用車として導入しており、そのための水素補給基地として活用する。GMは2007年11月から、同車を使用した大規模実証実験を米国内3都市でスタート。燃料電池車普及への取り組みを強化している。
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