アウディは26日、ドイツのサッカーチーム、「FCバイエルン・ミュンヘン」の株式9.09%を取得すると発表した。
FCバイエルン・ミュンヘンは、1900年に設立された伝統あるサッカーチーム。ドイツ1部リーグに所属し、リーグ優勝21回、ドイツカップ制覇14回など、輝かしい戦績を残している。
アウディは2002年から、同チームをサポート。監督や全選手に毎年、アウディの新車を贈呈するなど、さまざまな活動を行ってきた。そして今回、同チームに出資することが決定した。
アウディによると、2010年3月から2011年7月までの1年4か月間に、総額9000万ユーロ(約115億円)を投じて、FCバイエルン・ミュンヘンの株式250万株を取得。これは全株式の9.09%に当たるという。
アウディのルパート・シュタートラーCEOは、「今回の出資は、アウディとFCバイエルン双方のブランド力強化が狙い。若い才能の発掘も進める」とコメント。両者の協力関係が、新たな段階に発展したことをアピールしている。