フィアット ドブロカーゴ 新型…クラス最大級の室内空間

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フィアットは16日、欧州において、新型『ドブロカーゴ』を発表した。クラス最大級の室内空間を備えた小型商用バンである。

初代ドブロは2001年にデビュー。広大な室内スペースを持つ小型MPV&商用バンで、累計セールスは約100万台に到達している。乗用版は「コンビ」、商用版は「カーゴ」と呼ばれる。

その2代目モデルは、クラス最大級の室内空間を追求。プラットホームは一新しており、ホイールベースは2755mmとクラス最長を誇る。

商用モデルのドブロカーゴは、基本仕様として5タイプを設定。パネルバンと低床バンには、それぞれロングとショートが用意され、ロングボディのみのハイルーフもラインナップされる。

荷室は奥行き2200mm、幅1230mm(タイヤハウス間)を確保。先代比で容量は3.4立方mから4.2立方mへ、最大積載量は750kgから1000kgへ、それぞれ拡大している。サイドドアは片側スライド、リアゲートは観音開きが採用された。

エンジンはディーゼルがメイン。1.3リットル直4ディーゼル「マルチジェット」は、欧州複合モード燃費20.83km/リットル、CO2排出量129g/kmと、環境性能はクラストップ水準にある。燃料満タン時の最大航続距離は1250kmと長い。

新型ドブロカーゴは2010年1月、欧州各国で販売がスタート。日産が欧州で発売したばかりの『NV200』などが、ライバルとなる。

《森脇稔》

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