AMGとメルセデスベンツUSAは17日から20日にかけて、「AMGドライビングアカデミー」を米国で初開催すると発表した。フランクフルトショーで発表されたばかりの『SLS AMG』も用意される。
AMGドライビングアカデミーは2007年、欧州でスタート。ドライバーの技量に応じて、「エモーション」「ベーシック」「アドバンスド」「プロ」「マスター」の5コースが設定される。
開催地は、ドイツのニュルブルクリンクやベルギーのスパフランコルシャンなど有名サーキット。『E63AMG』『C63AMG』『SL63AMG』『SLK55AMG』など、最新AMG車が用意され、講師陣にはDTM(ドイツツーリングカー選手権)で5度の年間チャンピオンを獲得した、ベルント・シュナイダー氏らを起用している。
今回、このAMGドライビングアカデミーが米国へ初上陸。17日から20日、カリフォルニア州のラグナセカで開催されることが決定した。
用意される車両が豪華で、前述のAMG各車に加えて、9月のフランクフルトモーターショーでデビューしたばかりのガルウィングのスーパーカー、SLS AMGをラインナップ。これは米国だけの特別プログラムだ。講師陣は、DTMドライバーのスージー・ストッタード選手や、F1セーフティカードライバーのベルント・マイランダー氏らが担当する。
メルセデスベンツの高性能車、AMGの最大市場は米国。AMGドライビングアカデミーの開催は、米国を最重要市場に位置づけている証でもある。