メルセデスベンツ、米国新車販売は9.4%増…10月実績

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メルセデスベンツUSAは3日、10月の米国新車販売の結果を公表した。メルセデスベンツとスマートを含む総販売台数は1万8854台で、前年同月比は9.4%増。2008年7月以来、1年3か月ぶりに前年実績を上回った。

メルセデスベンツブランドの販売台数は、1万8193台と2009年最高のセールスを記録。前年同月比は21.3%増と大きく伸びた。これは6月に発売された新型『Eクラスセダン』の効果。新型Eクラスは10月、前年同月比189.4%増の6071台を販売した。

このほか、『Cクラス』は4122台、『Mクラス』が2370台をセールス。2009年1月に投入した『GLKクラス』も好調に推移しているという。

スマートブランドの販売台数は661台。前年同月比は70.4%減と大幅な落ち込みだ。2009年1 - 10月実績でも21.6%減の16万6688台にとどまる。スマート『フォーツー』は2008年1月に米国初上陸。現在までの累計販売台数は約4万台に到達しているが、最近では導入当初のブームは沈静化している。

メルセデスベンツUSAのエルンスト・リーブ社長兼CEOは、「10月の販売結果は喜ばしい限り。この好調さを年内持続させ、米国での市場シェア拡大に努めたい」と意気込む。

メルセデスベンツとスマートの今年1 - 10月米国新車販売台数は16万6688台で、前年同期比は21.6%減。メルセデスベンツUSAは11月と12月の販売上乗せで、回復を狙う。

《森脇稔》

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