ダイハツ工業は2日、2009年度第2四半期決算の発表を行った。その席上、箕浦輝幸社長は「低燃費、低価格、省資源なクルマづくり」を強調し、何度もその言葉を繰り返した。軽自動車を取り巻く環境は一段と厳しさを増している。というのも、ハイブリッド車の大幅な価格引き下げやエコカー減税によって、軽自動車の魅力が失われてきているからだ。しかも、来年4月からは自動車諸税の暫定税率廃止によって、軽自動車と小型車の税金が大幅に縮小される。そのため、低燃費、低価格、省資源なクルマづくりを行い、軽自動車の魅力をユーザーに訴える必要があると考えたわけだ。「そこに、経営資源を集中していく」と箕浦社長は話し、「東京モーターショーで発表した『イース』(e:S)がその答えの第一弾」と付け加えた。イースの投入は2 - 3年後になるそうだが、箕浦社長は社内に向かって、ダイハツが生き残るのには、その3つしかないと訴えている。
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