三洋電機は、グループのニッケル水素電池事業のうち、自動車用を除く円筒形リチウム一次電池、コイン形二次電池とニカド電池用極板加工事業の一部を、富士通の子会社であるFDKに譲渡すると発表した。
高崎工場で営むニッケル水素電池事業の一部を100%子会社の三洋エナジートワイセルに移管し、三洋エナジートワイセルのニッケル水素電池事業以外の事業を新会社に移管した上で、三洋電機が新会社の株式を取得する。そして、保有する三洋エナジートワイセルの全株式を34億円でFDKに譲渡する。
また、鳥取工場で生産する円筒形リチウム一次電池事業、コイン形二次電池事業、ニカド電池用極板加工事業の一部を100%子会社である三洋エナジー鳥取に移管する。そして、保有する三洋エナジー鳥取の全株式を30億円でFDKに譲渡する。