三菱自動車が発表した9月の生産・国内販売・輸出実績によると総生産台数は前年同月比29.4%減の8万7255台と、大幅マイナスとなった。
国内生産は輸出が低迷したため、同42.2%減の4万9845台と前年と比べて半減近い落ち込みとなった。これで11か月連続マイナス。
国内販売は軽自動車が不振だったが、『コルト』などの登録車は好調で同3.4%増1万8813台と2か月連続で前年を上回った。
輸出は同43.0%減の2万9490台と11か月連続でマイナスだった。アジア向けが同72.1%増、北米向けが同48.8%増となったものの、欧州向けが同72.4%減と大幅マイナスとなった。
海外生産は同0.3%増の3万7410台と19か月ぶりに前年を上回った。北米は同50.1%減と半減、欧州も同5.9%減となったものの、アジアが同17.0%増となった。