フェラーリは27日、2009年1 - 9月期の決算を発表した。営業利益は1億7600万ユーロ(約238億円)で、過去最高だった2008年と比較して、27.6%の減少となった。
1 - 9月の売上高は、前年同期比9.3%減の12億8700万ユーロ(約1744億円)。販売台数は4680台で、6.9%のマイナスだ。
2009年第3四半期(7 - 9月)で見ると、売上高は前年同期比12%減の3億9600万ユーロ(約536億円)。販売台数は1454台で、4.3%減少した。
フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、「世界的な景気後退にもかかわらず、我々は高級スポーツカー市場において、約40%のシェアを握っている」と自信を見せる。
2010年はフェラーリの主力モデル、『458イタリア』の販売が本格化する。営業利益27.6%減にもかかわらず、モンテゼモーロ会長は、現状を悲観視していないようだ。