新明和工業は、タイ国・バンコク市から、サイマイごみ中継基地向けの「ごみ中継施設」を受注したと発表した。
今回受注した施設は、同市が進めている廃棄物の埋立処分場移転計画の一環で、2007年に同社がノンケムごみ中継基地に納入したものの2期工事にあたる施設。
今回も、タイの建設会社とのジョイント・ベンチャーで、同社の子会社シンメイワ(アジア)が受注した。同社は施設の要素機器となるごみ圧縮設備4基、受入供給設備4基、コンテナ60基、付属設備である機器一式の設計、製作、調達を行う。
2期工事では、現地でのメンテナンス性を向上するため、タイ国内で製造する機器の比率を全体の90%に引き上る予定で、1期と比べ機能部品の短納期化を図る方針だ。