【新聞ウォッチ】ヤマハ社長降格、梶川流“男のケジメ”

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梶川社長(資料画像)
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年10月27日付

●1000円高速、年末なし、割引は元旦から5日(読売・1面)

●郵政故社外取締役、奥田氏が留任へ(読売・2面)

●梶川社長が降格、ヤマハ発動機(読売・8面)

●「友愛」掲げ国民生活守る、鳩山首相初の所信表明(産経・1面)

●EVが未来を変える(下):リサイクルでレアメタル確保(産経・3面)

●馬力アップで低燃費、VW「ポロ」31日発売(産経・9面)

●新日本石油、バイオガソリン国産化、添加物、来月末に生産開始(産経・11面)

●人こと:スズキ・鈴木修会長兼社長「環境車、一生懸命に追い付く」(日経・11面)

●車の「高齢化」進む、平均7.48年に上昇、3月末時点(日経・13面)

●いすゞ赤字縮小、4-9月期営業、予想比で、経費削減など寄与(日経・16面)


ひとくちコメント

「今年度は大幅な赤字を予想しており、経営悪化を招いた責任をとって、決断した」。ヤマハ発動機の梶川隆社長が代表権のない取締役に降格し、後任の社長に戸上常司会長が11月1日付で就任する人事を発表した。きょうの各紙にも「降格」「引責」の文字が際立つ。

同社の09年12月期連結決算予想は、世界的な景気後退の影響で、税引き後利益が1820億円の大幅赤字に転落する見通しで、赤字転落は1984年4月期以来、26期ぶりだ。

梶川氏が社長に就任したのは05年1月で間もなく5年を迎える。就任会見中にはマナーモードにするのを忘れて携帯電話が鳴り出すなど、ユーモラスな面もある一方で、就任早々には産業用無人ヘリの中国不正輸出事件に巻き込まれたが、当局の取り調べに対しても毅然とした態度で信念を貫くなど、気骨稜々で、最近の経営トップには珍しいタイプでもあった。

それにしても、大幅な赤字に転落しても「経営環境が悪すぎる」と外的要因を主張して居座り続ける社長もいれば、梶川社長のように任期途中でも降板するケースもあり、ケジメのつけ方は千差万別である。
《福田俊之》

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