アルパインは16日、2009年9月中間期の連結業績見通しの修正を発表した。売上高は780億円から760億円に下方修正した。自動車市場は回復しているものの、中・高級車向けの販売回復が当初の想定よりも遅れているため。損益では、損益分岐点売上引き下げ施策などの効果で、営業赤字は75億円から60億円、経常赤字は75億円から55億円にそれぞれ上方修正した。中間期損益は75億円の赤字を見込んでいたが65億円の赤字と、前回予想よりも改善する見通し。