日本自動車工業会の青木哲会長は15日の記者会見で、エコカーに対する減免税と補助金の効果により「9月の新車販売がようやくプラスになった」と述べ、両制度による市場刺激策が顕在化してきたと評価した。
今年度末で終了予定の補助金については「まずは(業界として)積極的に活用すること」とし、政府への継続要望については「効果や経済情勢などを十分見て判断したい」との考えを示した。
一方で、エコカー減税については「3年間のプログラムとして減免税するということ。環境対応技術には大変な投資をしているので、われわれとしては予定通り継続していただきたい」と、強調した。