フェラーリ599、中国限定車第2弾…わずか1台の陶磁器バージョン

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599GTB フィオラノ
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フェラーリは7日、『599GTBフィオラノ』(日本名:『599』)の中国向け限定車「チャイナリミテッドエディション」を発表した。中国伝統の陶磁器にインスピレーションを得た専用ボディカラーを採用。わずか1台がオークションに出品される。

599GTBフィオラノは、2006年3月のジュネーブモーターショーで発表されたフェラーリのフラッグシップ。6.0リットルV12(620ps、62kgm)をフロントに搭載し、0-100km/h加速3.7秒、最高速330km/hという世界最高峰のパフォーマンスを発揮する。日本での価格は3560万円だ。

599の中国向け限定車は、5日に発表された「HGTEチャイナ」に続くもの。中国人有名アーチスト、Lu Hao氏とコラボレーションしたのは前回と同様だが、その生産台数はわずか1台と、前回の12台と比較して希少性を増している。

ハイライトは、そのボディにある。宋王朝時代の5窯のひとつ、磁州窯(じしゅうよう)にヒントを得た陶磁器パターンがホワイトのボディに描かれた。実物と同じく上薬加工が施され、絶妙な光沢感を引き出している。磁州窯の陶磁器は現存するものが数百点しかなく、世界的に見ても貴重な文化遺産として知られる。

また、リアピラーには「中国」のエンブレムを装着。HGTEチャイナの漢数字メーターと同様に、中国富裕層を意識した演出が施された。フェラーリアジアパシフィックのマルコ・マティアッチCEOは、「この限定車は中国の伝統とイタリアのデザインを、最も素晴らしい形で融合させた傑作」と自信をのぞかせる。

このチャイナリミテッドエディションは1台のみが生産され、11月3日に北京で開催されるオークションに出品。収益の一部は、次世代中国の自動車エンジニアリングを担う学生向け教育基金に寄付される。果たして、いくらの値が付くだろうか。
《森脇稔》

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