日本損害保険協会は「盗難防止の日」である10月7日、全国47都道府県57会場で自動車盗難や車上ねらいの防止を呼びかける損保業界一斉行動を実施する。損保関係者、警察、防犯団体などが参加し、ノベルティの配布を行う。
同協会によると、自動車盗難被害は、初度登録から5年以上経過した車が被害全体の6割を占める。「自分の車は古いから狙われないだろう」という思いこみは禁物だとしている。
また、車種別では、トヨタ『ハイエース』の盗難件数が突出しており、その背景としては発展途上国への不正輸出を目的とした窃盗団の暗躍が考えられている。
車上ねらいでは、カーナビの盗難被害額が平均22.7万円と高く、高額ナビの普及に伴い被害額も高額化している。