ボルボカーズオブノースアメリカは1日、9月の新車販売の結果を公表した。それによると、9月は4716台をセールス。前年同月比は16.3%増と、4か月連続で前年実績を超えた。スクラップインセンティブ終了後の9月も、ボルボの販売は好調だ。
好調の要因のひとつが、3月に投入された新型SUVの『XC60』。米国仕様は3.2リットル直6(235ps、32.6kgm)の「3.2」と3.0リットル直6ターボ(281ps、40.8kgm)の「T6 AWD」の2グレードで、3.2は3万2995ドル(約300万円)からの戦略的プライスを掲げる。
また、「セーフ+サウンドカバレージプラン」も販売好調に貢献。これはボルボ全車に適用されているもので、5年間/6万マイル(約9万6500km)の車両保証、同期間の無料点検、5年間のロードアシスタンスサービスなどをセットした内容だ。ボルボは顧客に好評なため、このプランの今年末までの延長を決めている。
ボルボカーズオブノースアメリカのDoug Speck社長兼CEOは、「セーフ+サウンドカバレージプランの延長により、この好調な販売を持続させたい」とコメント。間もなく販売が開始される『C30』や『C70』の大幅改良モデルも、ボルボにとっては追い風になりそうだ。