【トヨタF1】日本GPでチーム初優勝、根拠あり

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3年ぶりに鈴鹿サーキットで開催される日本グランプリを週末に控えた9月29日、現在F1に参戦している唯一の“日本チーム”である「パナソニック・トヨタ・レーシング」が、池袋のアムラックス東京にて直前記者会見を実施した。

今年は前戦シンガポールGPからの連戦となるが、その一昨日のレースでティモ・グロックが復活の狼煙を上げる2位表彰台を獲得。トヨタは勢いを増して、地元レースに乗り込む。

今季のトヨタは、序盤戦好調だった。開幕からの4戦でヤルノ・トゥルーリが2度、ティモ・グロックが1度、それぞれ3位表彰台を獲得し、バーレーンGPでは予選で最前列独占という躍進も。ところがシーズン中盤以降は目立った成績を残せず、内容的にもいまひとつの展開が続いていた。

トヨタ自動車の専務取締役であり、F1チ—ム母体のTMG(Toyota Motorsport GmbH)会長を兼務する山科忠チーム代表も、「冬のテストから好感触で、それなりの自信をもってシーズンに臨みました。第1 - 4戦は良かったが、(シーズン中盤の)ヨーロッパラウンドに入ってからは苦戦の連続でした」と、ここまでの流れを述懐する。

「どこかで転機を、と考えるなかで、我々が日本GPを意識するのは当然のこと。そこにすべてのアップデートパーツを投入する構えで開発を続けてきました。そして、その一部をシンガポールGPに先行投入した結果、2位という好結果を得て(実戦での効果の)確認をすることができました」

グロックも、「シンガポールではアップデートを受けたマシンが完璧に機能したと言える内容。鈴鹿に向けてもポジティブな気持ちで臨むことができる」と、手応えの確かさを強調。会見に同席したサード&テストドライバーの小林可夢偉(09年GP2参戦)も、「チームみんなでいいレースをすれば、優勝だってできると思う」と太鼓判だ。

この日は、シンガポールで体調を崩したもうひとりのレギュラードライバー、ヤルノ・トゥルーリが現地で体調回復に務めているため欠席となったが、鈴鹿出場には問題なさそう。リリースで「鈴鹿は挑戦しがいのあるコース。日本のファンとは特別な交流もあるので、日本に行くのはとても楽しみなんだ。我々(のマシン)には競争力がある。よいレースをして、それに見合う結果を出したい」とコメントしている。

02年の参戦開始から8年目。トヨタは悲願の初優勝を地元日本で実現できるのか?

注目の日本GPは10月2日開幕。3日に公式予選が行なわれ、4日に決勝を迎える。
《遠藤俊幸》

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