前戦で王座が決定したことで、選手権は一段落したが、まだ2位以下が混沌としており、特に2位のブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL・2号車)と、小暮卓史(NAKAJIMA RACING・32号車)の2争いは3点差だけに、ヒート。また、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも塚越広大(HFDP RACING・10号車)が15点、大嶋和也(PETRONAS TEAM TOM'S・37号車)が10点と、逆転もあり得る状況のため、こちらも熱いバトルが期待された。
22周目にトップのデュバルもレインに交換。塚越、3位に上がってきたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S・36号車)、4位に上がってきたトレルイエはさらにスリックで粘る。最後にはトレルイエのみとなり、滑る中トップに踏みとどまり続けるが、レインにスイッチしたデュバルに抜かれ、その後も交換しなかったため、徐々にポジションを落としてしまう。