三菱電機、産業用垂直多関節ロボットの新製品を開発…小型のスリムボディー

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三菱電機、産業用垂直多関節ロボットの新製品を開発…小型のスリムボディー
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三菱電機は、生産現場の各種FA(ファクトリーオートメーション)機器の連携を強化する三菱FA統合プラットフォーム「iQ プラットフォーム」に対応した産業用ロボット「MELFA SQシリーズ」の新製品として、小型のスリムボディーで広い動作範囲を実現した垂直多関節形ロボット『MELFA RV-2SQ』を10月5日から発売する。

新製品は、アーム幅を従来比約3分の2に抑えた小型のスリムボディーにより、周囲との干渉が少なく、狭いスペースに設置できる。最小動作半径はアームの長さと形状の最適化により従来比56%減の140mmと小さく、ロボットの根元間際まで作業可能で、動作範囲が従来比113%の約360mmと広くなった。

また、旋回軸の回転範囲を480度に拡大したことにより、これまでデッドスペースだったロボット後方での作業が可能となり、作業エリアも拡大する。

さらに、サーボモーター制御の最適化により、手首軸部の速度を従来比約10%高速化した。これにより、組立作業に多い作業姿勢の変更が迅速になるなど、タクトタイムの短縮にも貢献する。

新製品は11月25日から東京ビッグサイトで開催される「国際ロボット展」に展示実演する。

《レスポンス編集部》

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