追い抜きに腹を立て、鉄棒で殴打

自動車 社会 社会

今年7月、和歌山県和歌山市内で自分のクルマを追い抜いたバイクの運転者に因縁を付け、鉄棒で殴打するなどの暴行を加えたとして、和歌山県警は9日、同市内に在住する27歳の男を傷害容疑で逮捕した。調べに対しては容疑を否認している。

和歌山県警・和歌山西署によると、逮捕された男は今年7月23日の午後9時30分ごろ、和歌山市内の県道を軽乗用車で走行していた際、後続のバイクに追い抜かされたことに立腹。バイクを執拗に追跡して、和歌山市砂山南4丁目(N34.12/E135.9)付近で強制的に抑止した。

男はバイクを運転していた同市内在住の37歳の男性に因縁を付け、近くに落ちていた鉄の棒で頭部などを数回に渡って殴打し、その後に逃走した。男性は打撲などの軽傷を負っている。

警察では交通トラブルを原因とした傷害事件として捜査を開始。被害に遭った男性が男のクルマのナンバーと車種を記憶しており、これを元に車当たり捜査を行ったところ、同市内に在住する27歳の男がこのクルマを使っていることが判明。傷害容疑で9日までに逮捕した。

調べに対して男は棒を持ったことは認めているものの、「鉄ではなく、木だった」と供述。「向こうから当たってきて、勝手にケガをした」などとも話し、容疑を否認しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集