3日に発売されたメルセデスベンツ『Sクラスハイブリッド』には、同日にフェイスリフトが行われたSクラスと同様の外装が与えられた。通常モデルとの外観の識別点は、サイドの「BlueEFFICIENCY」バッヂと専用ホイール、リアの「HYBRID」エンブレムのみとアピールは控えめだ。
今回のフェイスリフトでの大きな変更点は、LEDでライニングされたヘッドライトユニット、バンパー左右に配置されたクロームトリムとLEDナイトドライビングライト、52個のLEDを使用したリアコンビネーションランプ。これらはSクラスに共通して採用され、存在感と高級感をさらに高めている。
Sクラスハイブリッド独自となるハイブリッドモジュールは、「S350」に搭載される3.5リットルV6エンジンを専用チューニングしアトキンソンサイクル化したものに、薄型の電気モーターと、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたもの。10・15モード燃費は11.2km/リットルと、S350比で約30%向上している。
その他、バッテリーの充電状況やモーターのアシスト状況を示す液晶メーターパネル「エナジーフローディスプレイ」が専用装備となる。