プラグインHVスポーツ、フィスカー カルマ…燃費28.57km/リットル

エコカー 燃費

プラグインHVスポーツ、フィスカー カルマ…燃費28.57km/リットル
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米国のフィスカーオートモーティブは8日、2010年に販売を開始するプラグインハイブリッドスポーツセダン、『カルマ』の米国における燃費&CO2排出量の見込み値を公表した。燃費は28.57km/リットル、CO2排出量は83g/kmである。

カルマは、今年1月のデトロイトモーターショーで初公開。ハイブリッドシステムは「Qドライブ」と呼ばれ、2個の強力なモーター(403ps)によって、約80kmをゼロエミッション走行できる。2次電池は蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリーで、家庭用コンセントから充電可能だ。

カルマはGMのシボレー『ボルト』と同様に、発電専用エンジンを搭載。バッテリー残量が少なくなると、GM製の「エコテック」直噴2.0リットル直4ターボ(260ps)が始動。ジェネレーターを回してモーターに電力を供給するとともに、バッテリーを充電する。これにより、最大航続距離は480kmまで伸びる。

外観はロングノーズに大胆に抑揚を効かせたボディラインが特徴。ボディサイズは全長4970×全幅1984×全高1310mmで、長くワイドながら背の低いプロポーションを持つ。アルミスペースフレームにアルミ複合素材を組み合わせたボディは軽量に仕上げられ、0 ‐ 100km/h加速6秒、最高速度201km/hのパフォーマンスを実現している。

今回、フィスカー社はSAE(アメリカ自動車技術協会)の測定方式にのっとって、米国におけるカルマの燃費&CO2排出量の見込み値を公表。カルマの燃費は28.57km/リットル、CO2排出量は83g/kmとなった。フィスカー社は「カルマは世界で最も環境性能の高い1台であり、CO2排出量は競合スポーツカーよりも75%も少ない」と自信を見せる。

フィスカー社は2016年までに、年間1万5000台のペースでカルマを販売する意向。同社の試算によると、これが実現すれば、カルマはトータルで約9億4100万リットルのガソリンを節約し、CO2排出量は約250万トン削減できるという。

またフィスカー社は、カルマのランニングコストについて、EVモードでは1km当たり0.02ユーロ(約2.7円)、発電用エンジンが回っている状態でも、1km当たり0.05ユーロ(約6.7円)との試算をまとめている。

カルマの価格は8万7900ドル(約813万円)だが、富裕層の関心は高く、すでに2010年生産分までオーダーが埋まっている状態。2010年の発売時点では、世界で最初の量産PHEV(プラグイン・ハイブリッド・エレクトリック・ビークル)となる。
《森脇稔》

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