日本自動車工業会が31日発表した7月の四輪車生産実績は、前年同月にくらべ31.9%減と10か月連続で減少した。前月に比べるとマイナス幅は2.1ポイント改善した。
7月の四輪車生産台数は74万2284台となり10か月連続で前年同月を下回った。国内販売に加え、輸出が大きく前年同月を下回った。
ただ、国内販売のマイナス幅がエコカー減税など政府の景気対策の効果で縮小しつつある。これにより国内生産のマイナス幅も5月が前年同月に比べ41%減だったのに対し、6月が同34%減、7月が同31.9%減と少しずつ上向いている。