トヨタ自動車九州(須藤誠一社長、福岡県宮若市)は6日、レクサスブランド初のハイブリッド専用車『HS250h』の累計受注台数が8600台に達したと発表した。
同モデルは月間販売計画が500台。5月下旬から受注を開始し、7月14日の発売時点で月間販売計画の6倍にあたる3000台を受注していた。発売後1か月足らずのうちに月間販売計画の17倍に達したことになる。
新型『プリウス』の納期が、来年3月末までが期限の補助金制度に間に合わないことをトヨタがホームページ上で案内し始めてから、HS250hの受注ペースがさらに上昇。プリウス検討客がHS250hに流れているものと見られる。
レクサス車は注文生産のため、通常でも納期は2か月程度かかる。ハイブリッド車の場合、電池などユニットの生産能力に限りがあるため、HS250hも来年3月末までの登録に間に合わなくなる可能性があるという。