フィアットは28日、『パンダ』の累計生産台数が150万台を突破したことを明らかにした。
現在、パンダはポーランドのティヒ工場で生産中。同工場では2003年にパンダの生産をスタート。以来、わずか6年で150万台の大台に乗せた。
欧州ではパンダの人気が高く、2003年以来、欧州Aセグメントのベストセラーに君臨。そのおかげもあり、ティヒ工場での2009年のパンダの生産台数は、28万5000台に到達する見込みだ。また、パンダは欧州各国を含めて世界74か国で販売されるグローバルカーでもある。
記念すべき150万台目となったのは、1.3リットルディーゼル「マルチジェット」を搭載する左ハンドル仕様。このマグネティックブルーの1台は、イタリアの顧客に引き渡されるという。
ティヒ工場では、約6000人が働き、35秒に1台のペースで車両組み立てが行われている。同工場の2009年の年産予定台数は約60万台。このうち半数近くをパンダが占めることになる。