最近注目のカーシェアリング。レンタカーよりも手軽でマイカー所有より大幅にコストダウンが図れるというのが魅力だが、そんな環境をより身近にしてくれるシステムをATインターナショナル2009で発見した。
インターネットITS協議会(IIC)ではATインターナショナルで共同ブースを展開しているが、そのメンバーの一つuprは、IIC仕様車載機を使ったカーシェアリングシステムを展開している。自社でカーシェアリングを運営しながら、事業者にシステムの販売も行なっているのだ。
システムの特徴は、利用者は携帯電話だけで予約からクルマの施錠解錠、クルマの受け渡しが可能ということ。ICカードなどが必要ないのは利用者にとって非常に使いやすく、歓迎されることだろう。
さらにレンタカー向けにはIIC仕様車載機を使った旅行プランのサービスも提案されていた。これはレンターカー利用者はあらかじめ登録してICカードを取得しておけば、自宅PCでドライブのプランを立てて、それを車載モニターに反映できるというもの。
名所をマーキングしておくだけでなく、給油するSSも価格などを調べて登録しておけるのだ。カーナビとしての機能を上回る利便性と楽しみを盛り込んで、レンタカーでのドライブをより快適なものにしてくれそうだ。