日本自動車工業会が発表した5月の自動車生産実績によると、四輪車の生産台数は前年同月比41.4%減の54万2282台となり、8か月連続で前年割れとなった。
景気低迷で国内向け、輸出ともに依然として不振だったものの、一部自動車メーカーの減産緩和でマイナス幅は縮小している。
乗用車は同40.7%減の47万38台と8か月連続で前年割れとなった。普通乗用車は同49.7%減、小型乗用車が同31.6%減で、軽乗用車が同17.6%減だった。
トラックは同45.0%減の6万7180台だった。バスは同50.2%減の5064台で5か月連続でマイナスとなった。
国内需要は同19.0%減、輸出は同55.9%減と半減以下に落ち込んだ。