ヤマハ発動機は、幼児2人同乗用自転車としての安全基準と、電動アシスト自転車に関する法令改正に伴う新基準に対応した電動ハイブリッド自転車の新商品『PAS Raffini』(パス ラフィーニ)を、各都道府県の公安委員会規則が改正・施行され次第発売する。新基準に対応した「PASシリーズ」は、同日発表の『PASリトルモア リチウム』(パス リトルモア リチウム)とあわせ合計14モデルとなる。
今回発売するパス ラフィーニは、自転車協会が制定する幼児2人同乗用自転車の安全基準をクリアした。子どもを乗せて使用する際の使いやすさを追求しながら、デザイン性も重視したモデル。別売オプションのSGマーク適合チャイルドシートを前後に装備することで、幼児2人を乗せることができる。
子育て応援モデルとして、新基準のパワフルなアシスト力を十分に活かしながら走行距離も両立する、6.0Ahの三元系リチウムイオンバッテリーを搭載した。独自の機構「S.P.E.C.3」(スペックスリー)を採用し、走行状況に合わせて発進時から加速、巡航時まで、全域でなめらかで、パワフルな走りを可能にしている。
さらに、走行モードは「標準」モード、パワフルな「強」モード、距離重視の「オートエコモードプラス」の3モードから選択ができ、スペックスリーとの組み合せにより、きめ細かく無駄のないアシスト制御を行うことで、1回の充電当たりのオートエコモード使用時の走行距離は、98kmとなっている。
価格は12万1800円。