アウディ A5スポーツバック…新しい5ドアクーペが誕生

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アウディは17日、新型車『A5スポーツバック』の概要を明らかにした。『A4』や『A5』のシャシーを基本に開発された5ドアクーペで、欧州では9月から販売がスタートする。

新型A5スポーツバックは、1月のデトロイトモーターショーで披露された『スポーツバックコンセプト』を市販化したモデル。A4やA5と同じプラットフォームをベースに、5ドアクーペという新ジャンルを提案する。

アウディが新型で重視した点は、クーペのエレガントさ、セダンの快適性、アバントの機能性を1台で表現すること。伸びやかなルーフラインは美しいクーペを連想させるし、大型のリアゲートは使い勝手の良さを予感させる。アウディは「新型はエキサイティングなデザイン、高い実用性、高効率かつパワフルなエンジンを持ち、新しい価値観を提供するモデル」と説明している。

A5スポーツバックの全高は、「A4セダン」よりも36mm低く、前後のオーバーハングもA4より短縮。その上で、2810mmのロングホイールベースを与えた。室内空間は大人4名がくつろげる広さで、とくに後席は頭上と足元の両方に、たっぷりとした余裕を持たせたという。

大型リアゲートを開けると、『A4アバント』とほぼ同じ480リットル(VDA)の荷室が出現。リアシートを倒すと、容量は980リットルへ拡大する。

エンジンはすべて直噴で、ガソリン2機種、ディーゼル3機種の合計5ユニットを設定。排出ガス性能はすべてユーロ5に適合する。ガソリンは2.0リットル直4「TFSI」が211ps、35.7kgm、3.2リットルV6は265psだ。どちらもバルブリフトシステムを採用し、パワーと燃費を両立する。駆動方式は4WDの「クワトロ」だ。

ディーゼルは、2.0リットル直4ターボディーゼル「TDI」が170ps、35.7kgm。6速MTにアイドリングストップ機能を組み合わせる。2.7リットルTDIは190ps、40.8kgm、3.0リットルV6TDIは240ps、51kgm。ディーゼル3機種は、すべて最新のパーティキュレートフィルターを装備している。

走行面では「アウディドライブセレクト」を用意。3モードが選択でき、アクセルレスポンス、7速「Sトロニック」やCVT「マルチトロニック」のシフトタイミング、パワーステアリングの特性などが変化する。また、新開発のESPを搭載。フロントアクスルに電子制御デフロックを組み込んで、走行安定性を引き上げている。

新型A5スポーツバックは、9月に欧州で販売開始。ドイツでの価格は、3万6050ユーロ(約487万円)からだ。2010年なかばには、価格を抑えたエントリーグレードを追加予定。アウディは現時点で、リア部分の写真とイメージイラストしか公表していないが、7月16日のアウディ創立100周年記念式典で、その全貌が明らかになる見込みだ。

《森脇稔》

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