出光、インドネシアの潤滑油製造工場で生産能力増強

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出光興産は、同社が90%出資する子会社出光ルブテクノインドネシアが生産能力を2.5倍に大幅に増強することを決定したと発表した。

出光ルブテクノインドネシアは、潤滑油のブレンド工場として2005年から製造を開始し、製品を販売会社である出光ルブインドネシア、出光ルブテクノインドネシアの現地パートナーであるアトラス社に供給し、主に二輪車用、自動車用エンジンオイルや工業用潤滑油を販売している。

今回、ブレンドタンクや充填機の増設など総額1350万ドル(約13億円)を投じて、2010年10月までに生産能力を現行の2万5000キロリットルから、2.5倍となる6万5000キロリットルに増強する。

インドネシアでは、二輪車用オイルをはじめとした高性能潤滑油の需要が今後も堅調に伸びると見られる。今回の生産能力の増強により供給体制を強化し、2015年には6万3000キロリットルの販売を目指す。

出光興産は、2008年に世界同一品質の潤滑油を40か国以上で約33万キロリットル販売した。今後も日系ナンバーワン潤滑油メーカーとして製造・販売体制を強化していくとともに、需要拡大が見込まれる新興国を中心に海外展開を進め、事業の強化・拡大を図る。

《レスポンス編集部》

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