三菱『i-MiEV』の発表会見で、益子修社長は同社グループの「環境ビジョン2020」も公表し、同年までには電気自動車(EV)や開発を進めているプラグインハイブリッド車(PHV)など電気エネルギーで走るクルマの生産比率を2割に引き上げる方針を示した。
三菱自動車が開発中のPHVは、発電専用のガソリンエンジンを搭載する「シリーズ型」であり、「EVの要素技術を最大限生かす」(益子社長)という。今年の東京モーターショーにプロトタイプを出品する予定。
益子社長は今後は、軽自動車をベースにした商用EVも投入する計画も明らかにした。生産量の2割を占める時点でもEVを主体としていきたい考えだ。