【VW シロッコ 日本発表】走る楽しさと経済性を両立

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5月25日発売されたVW(フォルクスワーゲン)のスポーツクーペ『シロッコ』には1.4リットルツインチャージャーと2リットルターボの2種類のパワートレインが用意されている。その中でも販売の主力となるのが、1.4リットルの「TSI」グレードだ。

TSIグレードのパワートレインは先に発売された『ゴルフ』の「ハイライン」と共通のユニットで、160PS/24.5kg-mという優れたスペックを持ち、その上で15.8km/リットルという優れた10・15モード燃費性能も備えている。

組み合わされるミッションは2リットルターボは6速湿式のDSGだが、1.4リットルツインチャージャーは7速乾式のDSGが採用されている。

フォルクスワーゲンジャパン マーケティング本部 丸岡直樹さんは「シロッコTSIにはVWが進めているダウンサイズコンセプトに基づく1.4リットルツインチャージャーが搭載されています。このエンジンは24.5kg-mという2.4リットル車並みの高トルクを、1500-4500rpmという幅広い領域で発揮してくれますので、排気量を意識させないスポーティな走りが可能です」とコメント。

実際にシロッコTSIは1.4リットルエンジンとは思えぬほど、スポーティで力強い走りを披露してくれる。発進時から素早くスーパーチャージャー+ターボでの過給が開始され、低めのレシオが設定された7速DSGの1速ギヤがその強力なトルクを受け止め、力強く路面を蹴り出しでくれる。

そして高回転に達した時はスーパーチャージャーが電磁クラッチにより切り離されてターボだけの過給となるが、それでもその力強さは衰えることはない。自然吸気に比べて高回転域の伸び感は薄いものの、7速DSGが瞬時に次のギヤを導いてくれるので、爽快な加速感をシームレスに味わうことができる。

全開加速による0-100km/hの計測データーは2リットルターボよりも0.9秒遅い8秒となっているが、これぐらいのパワーがあれば十分に走りを楽しむことが可能だ。そして普段街中を走行する際には7速DSGが常に低回転を維持してくれるので実用燃費が良く、エンジンのノイズも抑えられている。

1.4リットルツインチャージャーを搭載したシロッコTSIは、プレミアムスポーツクーペの中で、最も走る楽しさと高い経済性を兼ね備えているモデルといえるだろう。

《岡島裕二》

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