バンテックとノジマ、和解が成立

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バンテックは、ノジマが2003年3月に提起した訴訟について、東京高等裁判所で和解が成立したと発表した。

ノジマはバンテックに対し委託した物流業務について、業務委託料の計算方法が誤っていたとの理由で過払い分など、5億4300万円の返還を求めて提訴。これに対し、バンテックは未払い業務委託料と、中途解約に係る違約金の支払い総額4億9800万円を求めて反訴した。

一審の横浜地方裁判所はノジマに対して、バンテックへ約4億6100万円と金利の支払いを命じる判決を下し、その後ノジマは東京高等裁判所に控訴していた。

今回、ノジマが和解金2億8000万円を、8月1日を期限としてバンテックに支払うことで和解が成立した。

バンテックでは、訴訟に係る経緯、不透明で不安定な事業環境、東京高等裁判所の趣意等を踏まえ、和解することが最善の策と判断したとしている。

《レスポンス編集部》

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