【アウディ Q5 日本発表】SUVを感じさせないフットワーク

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アウディのミッドサイズSUVとなる『Q5』の走りはSUVを感じさせない軽快感に溢れている。全車にアウディ自慢のクワトロシステムが採用され、重心も低く抑えられているので曲がりくねったワイディングでも気持ちよく走ることができるのだ。

アウディジャパン商品企画部の青木徹さんは「Q5のボディは『A5』のプラットフォームや足回りをベースに作られており、セダンに近い運転感覚を提供してくれます。さらに一般的な運転状況ではエンジンパワーをフロントに40%、リヤに60%配分してくれるクワトロシステムを採用していますので、後輪駆動車に近いナチュラルでスムーズなハンドリングを生み出してくれるのです」とコメント。

実際にQ5のハンドリングは非常にスムーズで、なおかつ19インチの大径タイヤを履いていることを感じさせない、しなやかな乗り心地も兼ね備えている。今回の試乗車にはオプションの「アウディドライブセレクト」が装備されていたので、連続可変ダンパーやダイナミックステアリングが採用されており、それらがさらに走りを楽しませてくれた。

ドライブセレクトで「コンフォート」を選べば、サスペンションやパワートレイン、ダイナミックステアリングの応答性など、すべてのデバイスが快適性を重視したモードに切り替わるのでラグジュアリーSUVのようなマイルドな乗り味となる。だが、「ダイナミックモード」に切り替えると瞬時にパワートレインは高回転を維持するようになり、サスペンションもハードになる。そしてダイナミックステアリングも手応えを増し、ハンドリングもクイックに変化するのでスポーツカーのような軽快な身のこなしになる。

そしてそれらを上手くバランスさせてくれる「オートモード」も用意されており、さらに個別に設定することもできる「インディビジュアルモード」もあるので、自分好みのセッティングをクルマに記憶させておくこともできる。

アウディドライブセレクトは、44万円という高額なオプションではあるが、1台でさまざまなキャラクターを持ったSUVの走りを体感することができる優れたシステムなので、Q5を購入するなら是非とも装着しておきたいアイテムだ。

ドライブセレクトを装着したQ5でダイナミックモードを選んで走れば、たとえ『TTクーペ』から乗り換えたとしても不満を感じることはないだろう。それだけO5のフットワークは安定感が高く、軽快なフットワークに仕上がっている。

《岡島裕二》

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