15日午前、東京都調布市内の中央自動車道下り線で、第2車線を走行していたワゴン車が、第1車線を走行していた別のワゴン車(現金輸送車)に衝突した。この事故で双方のクルマが横転。合わせて6人が死傷している。
警視庁・高速隊によると、事故が起きたのは15日の午前11時15分ごろ。調布市富士見町3丁目付近の中央自動車道下り線で、第2車線(追越車線)を走行していたワゴン車が左側に逸脱。第1車線(走行車線)を走行していた現金輸送のワゴン車と衝突した。
双方のクルマは衝突の弾みで横転。逸脱側のワゴン車から車外に投げ出された22歳の男性が下敷きとなって死亡、逸脱側の3人、被衝突側2人の合わせて5人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。死亡した男性は後部座席に同乗、シートベルト未着用だったとみられている。
現場は片側2車線の直線区間。警察では逸脱側のクルマを運転していた22歳男性の回復を待ち、自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。