モリタHD、宮田工業を完全子会社化

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モリタホールディングスは、宮田工業を完全子会社化すると発表した。モリタHDを完全親会社、宮田工業を完全子会社とする株式交換を実施する。

モリタHDは2008年10月に宮田工業を連結子会社化するため、TOB(株式公開買付)を実施、モリタHDは宮田工業の79.92%の株式を買い付けた。

モリタHDは、主力のポンプ事業の収益をより強固なものとするとともに、特に、消火器、防災設備を中心とした防災事業をポンプ事業に次ぐ第2の柱へ成長させていくことを最重要課題の1つとしている。

この考えの下、モリタHDは、宮田工業を完全子会社化し、双方が持つ技術を相互に活用した新たな商品提案や、双方が強みとする販売チャネル、営業インフラの相互活用など、両社の関係を一歩踏み込んで融合する必要があると判断した。

宮田工業は株式交換によって8月1日付けで東京証券取引所第二部の上場を廃止する。株式交換では宮田工業の株式1株についてモリタHDの株式0.55株を割り当てる。

《レスポンス編集部》

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