ナンバープレート脱落、ひき逃げ容疑者を逮捕

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9日午前、和歌山県すさみ町内の国道42号で、右折待ち車の後方に形成された車列を強引に追い抜いたクルマが、右折を開始していた前走車に追突する事故が起きた。この事故で前走車の運転者が負傷したが、クルマは逃走。警察は後に20歳の男を逮捕している。

和歌山県警・串本署によると、事故が起きたのは9日の午前9時ごろ。すさみ町周参見付近の国道42号で、右折待ちをしていたクルマの後方に形成された車列を対向車線側から強引に追い越した乗用車が、先頭部で右折を開始した軽トラックの後部に追突した。

軽トラックは後部が中破。運転していた74歳の男性が打撲などの軽傷を負ったが、追突したクルマは現場からそのまま逃走している。

しかし、逃走車は現場に前部のナンバプレートを脱落させており、これを元に開始したところ、白浜町内でナンバープレートが無く、衝突痕のある不審な乗用車を発見。運転していた20歳の男から任意で事情を聞いたところ、逃走の事実を認めたことから自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

現場は片側1車線の直線区間。警察では逮捕した男を追及し、逃走した理由について調べを進める方針だ。

《石田真一》

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