コスモ石油が発表した2009年3月期の連結決算は、営業損益が1070億円の赤字となった。
売上高は前年同期比2.7%減の3兆4282億円と減収だった。景気低迷や価格の乱高下によって需要が低迷した。
損益では、棚卸資産の在庫評価が売上原価を大幅に押し上げたことで赤字となった。経常損益は1250億円の赤字、当期赤字が924億円となった。
今期の業績見通しは売上高が同32.9%減の2兆3000億円と大幅減収を見込むものの、営業利益が850億円、経常利益が820億円、最終利益が330億円と黒字転換する見通し。