気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。2009年5月8日付●GW総決算、1000円高速渋滞倍増、30キロ以上58回 JRは7%減(読売・1面)●GM5900億円の赤字、7四半期連続再建に厳しさ(朝日・10面)●トヨタ販売店再編へ(朝日・10面)●任天堂、最高益、3月期不況でも2790億円(朝日・11面)●伊フィアットの野望、世界のPPとれ、GM傘下オペルにも触手(産経・9面)●エコカー減税対象外、輸入車危機感値引きで対抗(産経・10面)●風感じるレクサス(産経・10面)●ポルシェとVW合併へ(産経・10面)●独白:輸入車ディーラー幹部、自動車業界のサブプライムローン(東京・1面)●社説:エコカー競争、車の規制を見直す時だ(東京・5面)●クライスラーの債権4億円、国内2社「回収不能も」(東京・8面)●トヨタ営業赤字5000億円、前期、従来予想より拡大(日経・9面)ひとくちコメント経営危機が続いている米ゼネラルモーターズ(GM)が2009年1 - 3月期の決算を発表した。きょうの各紙が取り上げているが、それによると、最終損益が59億7500万ドル(6000億円弱)の赤字。最終赤字は7四半期連続で、赤字額は08年10 - 12月期(95億ドル)と比べるとやや縮小したものの、前年同期(33億ドル)の約2倍に達したという。先に経営破綻したクライスラーグループ同様に「破産法を申請するとの懸念から世界各地で消費者がGM車を敬遠した」(日経)ことなどが収益悪化を加速させたものとみられている。GMは6月1日の期限へ向けブランド売却など再建作業を進めているが「業績悪化に歯止めがかからず、再建への道のりは厳しさを増している」(朝日)との見方が強い。