サンルーフから車外放出、3人が死亡

自動車 社会 社会

3日未明、茨城県ひたちなか市内の市道を走行中のワゴン車が路外に逸脱し、道路沿いにある建物に突っ込む事故が起きた。乗っていた男性3人が車外に投げ出され、全員が死亡している。速度超過とハンドル操作ミスが事故の主因とみられる。

茨城県警・ひたちなか東署によると、事故が起きたのは3日の午前3時ごろ。ひたちなか市阿字ケ浦付近の市道を走行していたワゴン車が路外に逸脱。道路左側にある休業中のレストハウス建物に突っ込んだ。

クルマは大破。乗っていた18歳の男性3人は車外に投げ出され、うち1人が建物の2階部分に激突して即死。2人が全身を強打し、収容先の病院で死亡した。クルマは路外逸脱時の衝撃で回転したとみられるが、3人はその際に屋根部のサンルーフから車外へ放出されたようだ。

現場は片側1車線の直線区間。死亡した3人は中学校時代の同級生で、別のクルマに乗っていた友人たちと近くの海岸へドライブに向かっていたという。クルマは100km/h近い速度で走行していたとみられ、警察では速度超過とハンドル操作ミスが事故の主因と推測。運転者の特定を進める方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース