24日早朝、大阪府大阪市中央区内の宝飾店にトラックが突っ込み、シャッターを破壊。店内に侵入した3人組の男が店内に陳列してあった約1000万円相当の宝飾品を盗んで逃走する事件が起きた。警察では窃盗事件として捜査を開始している。
大阪府警・南署によると、警察が事件発生を認知したのは24日の午前5時25分ごろ。大阪市中央区難波3丁目付近にある宝飾店のシャッターにトラックがバックで体当たりしているのを通行人が発見。警察に通報した。
同署員は通報から3分後に現場に到着したが、トラックの姿はなく、店内は荒らされた状態だった。ガラスケースが破壊され、中に陳列されていたネックレスやブレスレットなどの宝飾品(時価約1000万円)が盗まれていたことが後に判明している。
警察では窃盗や器物損壊などの容疑で捜査を開始。シャッター破壊に使われたとみられるトラックは事件から約20分後に大阪市浪速区内で乗り捨てられているのが発見されたが、事件前日に兵庫県神戸市内で盗まれたものと判明。装着されていたナンバーも盗難品だった。
目撃情報から逃走した男は3人組とみられる。極めて短時間に犯行がなされていることから、警察では事前に下見が行われた可能性が高いと推測。今月6日に神戸市中央区内で発生した同様事件との関連も視野に入れた捜査を行う方針だ。